この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

今日は焦らず、ゆっくりと楽しむつもりだ。
上半身にブラだけ身に付けたイツキくんは、やっぱりちょっと滑稽だった。パッドが入っているとはいえ、ぺったんこな胸には違和感があるし、顔立ちは可愛いけれど、骨格は男の子だ。そのアンバランスな感じが、なんとも面白い。
「はい、次はこれ」
あたしは紙袋から、黒いキャミソールを一枚差し出した。
頷いて、イツキくんがそれを着る。
「次」
もう一枚、今度はメインのワンピースを手渡した。
色は白と茶が基調の花柄。全体的にふわっとしている、なるべく骨格が目立たなそうなのを選んだ。
「えっと……」
「上からかぶるだけよ?」
「はい」
イツキくんはあたしの言葉に従い、ワンピースをかぶった。
「どう? サイズ」
「少し、きついかもです。肩が」
「あー、肩か。やっぱり骨格かー」

