この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

か細い声でそれだけ。
弱々しい感想に、あたしはついくすりと笑ってしまった。
下着の入っていた袋から黒いタイツを取り出し、タグを外してイツキくんへと渡す。
「これも、ですか?」
「生足見せたい?」
「そ、そういう意味じゃないですけど……」
慌てて首を振るイツキくん。そんなところも可愛い。
電線しない履き方を教えてあげると、素直に実行した。なんて従順なんだろ、と思う。
彼の手が、ぎこちなくタイツに足を通すところを隣で観察していると、ふいにイツキくんが顔をあげる。あたしの舐めるような視線に、やっと気付いたらしい。
逃げるように体の向きを変え、そこでようやく履き終えたようだった。
「足、見せて?」
「え?」
イツキくんのタイツ越しの太ももに、そっと手のひらをはわす。
「……っ」
ぴくりとするイツキくん。
つるつるした感触にほっとした。
「ちょっと生地が薄いの選んだから、毛とか大丈夫かなって。イツキくんは体毛も薄いし、平気だった」
「あ、それを確かめるため……?」

