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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
好みでもなんでもない子に大金はたきたくないし。可能性は薄そうだけど、声だけ幼い年齢詐称の醜いオッサンてことだってありえる! 危ない危ない。
改札前にはまあまあ人がいた。まあ土曜日だしね。
電話してる男の子。……は、遠目に見て三人。遠すぎて顔わかんないや。
だけど一人だけ、きょろきょろと辺りを見渡していた。あれ、かなー。人探してるみたいだし。
「マコトくんぽいの見つけた」
「え、お姉さんどこですか?」
さらにきょろきょろ。うーん、顔がわかんない。
「ねえ、右手で電話してるよね? 左手、ちょっとあげてみて? 頭の上まで」
「えー……、なんか変な人みたいで恥ずかしいですー」
「いいから、それで千円あげるから」
沈黙。だけどすぐに、目をつけていた男の子の手が頭の上へと上がる。頭の上っていうか、頭くらい?
ーービンゴ! やっぱりあの子がマコトくんで間違いないみたい。