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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

イツキくんの服を脱がせ、浴室へと連れていく。せっかく着せた女ものの服やウィッグを脱がすのは少し惜しいけれど、体を綺麗にしてからまた着せればいい。着せ替え人形みたいで楽しそうだ。タイツとショーツ以外は無事だったし。
体を見られるのが恥ずかしいのか、あたしにはずっと背を向けていた。そんなところも、なんだか女の子みたいだ。
だけどあたしの裸体は気になるようで、ちらちらと視線を投げてくる。まだ、見せてあげない。まだあたしは、タオルを巻いたままだ。
「浴槽の縁に腰かけて?」
イツキくんは指示に従う。
「足を開いて」
「……え?」
戸惑いと恥じらいが入り交じったような声だった。
「べ、ベタベタですよ?」
「精液、いっぱい溢れさせてたもんね。大丈夫、あたしが綺麗にしてあげる」
「そんなの……」
「あたしの言うこと聞けないの?」
声をわずかに低くして、言った。イツキくんがびくんとなる。
「……わかりました」
しゅんとした顔で、ゆっくりと両足を開いた。

