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ドラスティックな恋をして
第5章 懐かしさの理由
捲くし立てるように一気にしゃべったら、
なんだか胸のつかえがすーっと消えたような気がした。
今までだって母親や仁美に吐き出しすようにして不満をぶつけてきたはずなのに。
この男の眼を見ながら話していたら、今までのそれとは別の清々しさを感じた。
その後昌宏も依子も自分たちが学生の頃に弾いた曲や好きだったアーティストの事を
夢中になって話した。
話しが進んでいくと、2人は同い年だという事がわかった。
「そっか、同級生なんだね、オレたち。
同い年ってわかると急に親しみ湧いてくるよね、不思議だけどさ」
「ほんとに。だからかなぁ・・なんだか懐かしさを感じるのよね・・」
初めて会った時の懐かしさはこれだったのか、と思う反面で、
違う何かも原因しているんじゃないかと、依子は視線を宙に泳がせた。
なんだか胸のつかえがすーっと消えたような気がした。
今までだって母親や仁美に吐き出しすようにして不満をぶつけてきたはずなのに。
この男の眼を見ながら話していたら、今までのそれとは別の清々しさを感じた。
その後昌宏も依子も自分たちが学生の頃に弾いた曲や好きだったアーティストの事を
夢中になって話した。
話しが進んでいくと、2人は同い年だという事がわかった。
「そっか、同級生なんだね、オレたち。
同い年ってわかると急に親しみ湧いてくるよね、不思議だけどさ」
「ほんとに。だからかなぁ・・なんだか懐かしさを感じるのよね・・」
初めて会った時の懐かしさはこれだったのか、と思う反面で、
違う何かも原因しているんじゃないかと、依子は視線を宙に泳がせた。