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ドラスティックな恋をして
第7章 はじまり・・
「どうしてさ、すぐに枠にはめたがるの?」
「え?」
依子は固まった。
どうしてこの男は、この男の言う事は、いちいち刺激を与えてくるのだろう・・
「結婚しているから恋愛はできない、しちゃいけない、それって
倫理的にはそうかもしれないけど・・人の心ってそうそうしばりつけておくことは
できないと思うんだけど、どうかな?」
言っている事の意味はよく解る、と依子は下を向いた。
そのまま黙っていると、さらに昌宏は続けた。
「オレはさ、人を好きになるのは自由なんだよね、独身だから。
いっぺんに2人の女を好きになってって別に許されちゃったりする。
でも結婚している人はいっぺんに2人を好きになっちゃいけない、っていうのが
世の中だよね。でもほんとにそれが正解なのかな」
顔をあげて見る。
ゆっくりと上げた視線が、昌宏とぶつかった。
その瞳の奥は、なにがあるのか確かめたくなるほど奥行きを感じさせた。
平たく言えば・・心を惹いた。
「え?」
依子は固まった。
どうしてこの男は、この男の言う事は、いちいち刺激を与えてくるのだろう・・
「結婚しているから恋愛はできない、しちゃいけない、それって
倫理的にはそうかもしれないけど・・人の心ってそうそうしばりつけておくことは
できないと思うんだけど、どうかな?」
言っている事の意味はよく解る、と依子は下を向いた。
そのまま黙っていると、さらに昌宏は続けた。
「オレはさ、人を好きになるのは自由なんだよね、独身だから。
いっぺんに2人の女を好きになってって別に許されちゃったりする。
でも結婚している人はいっぺんに2人を好きになっちゃいけない、っていうのが
世の中だよね。でもほんとにそれが正解なのかな」
顔をあげて見る。
ゆっくりと上げた視線が、昌宏とぶつかった。
その瞳の奥は、なにがあるのか確かめたくなるほど奥行きを感じさせた。
平たく言えば・・心を惹いた。