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ドラスティックな恋をして
第7章 はじまり・・

じっと見つめる昌宏の眼差しに怖さを感じた。
そのまま吸い込まれて、道を踏み外しそうな予感がする。
もう思い出話はやめよう。
これ以上心を揺さぶる話はしない方がいい。
頭を切り替えるために依子は話題を変えた。
「あ、ところで吉本さんはどんなお仕事されてるんですか?」
無難な話。ありふれた話。そんな話題のほうが気が楽だと思ったのだが、
昌宏のほうはうんざりした表情を見せた。
ぬるくなった残りのビールを飲み干してから、さらに不服そうに息を吐いた。
それを見た依子のほうが口を尖らせる。
なにもそんな顔しなくたって、と。
「聞いちゃまずかったんですか?そんな顔するなんて。
だいたい、一番当たり障りない話じゃない?
あ、それともヤバい仕事してたりして・・当たり?」
聞いた途端に昌宏はそれまでの表情を一変させて、声をあげて笑った。
「ヤバい仕事かぁ。これまでも仕事聞かれるとめんどくさそうな顔してきたけどさ、
ヤバい仕事かって言われたのは初めてだね」
そのまま吸い込まれて、道を踏み外しそうな予感がする。
もう思い出話はやめよう。
これ以上心を揺さぶる話はしない方がいい。
頭を切り替えるために依子は話題を変えた。
「あ、ところで吉本さんはどんなお仕事されてるんですか?」
無難な話。ありふれた話。そんな話題のほうが気が楽だと思ったのだが、
昌宏のほうはうんざりした表情を見せた。
ぬるくなった残りのビールを飲み干してから、さらに不服そうに息を吐いた。
それを見た依子のほうが口を尖らせる。
なにもそんな顔しなくたって、と。
「聞いちゃまずかったんですか?そんな顔するなんて。
だいたい、一番当たり障りない話じゃない?
あ、それともヤバい仕事してたりして・・当たり?」
聞いた途端に昌宏はそれまでの表情を一変させて、声をあげて笑った。
「ヤバい仕事かぁ。これまでも仕事聞かれるとめんどくさそうな顔してきたけどさ、
ヤバい仕事かって言われたのは初めてだね」

