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ある作家の日常
第2章 亜里紗(別居中の人妻、三十才)
 コンビニの駐車場で車を止めると、直ぐに亜里紗が助手席に乗った。
 シートベルトを着けるのを待って、武志は彼女の肩に手を回し抱き寄せた。
 覚悟をしていたのか、亜里紗は瞳を閉じ彼の唇と舌を受け入れた。


(ふうん、抵抗せえへんなぁ。これは、ホンモンか?舌絡めて、吸うたら追て(おうて)来るし。チョイ確かめよか?)


 唇と舌を吸いあい貪りあいながら、武志の右手は亜里紗のタンクトップの上から、乳房を軽く手のひらで包み込むように触れた。
 手のひらの中心辺りにプックリと当たるものがあり、下着を着けていないことを彼に教えた。
 タンクトップのV字に開いた胸元から、右手を潜り込ませ直接肌に触れ乳房を軽く撫でた。
 亜里紗の肉体が一瞬緊張し、武志の行為を許すように緊張が緩んだ。


「んっ、、んあ、、なんで、、ここで、なん?」


 唇が離れ、亜里紗が疑問を口にしたが、武志の手を止めようとはしなかった。


(こんなん、予想通りやわ。けど、ん、この人、上手。)


 亜里紗の中で待ち望んでいた瞬間でもあった。


「ふふ、ちゃんと上は約束守ってきたんやね。下はどうかな?確かめるよ、亜里紗。」


 乳房を嬲る手の感触が消え、少し物足りなさを感じたが亜里紗は、


「はい、確かめてください、武志さん。私の夢なんです。お願いします。」


「ふうん、そうなんや。嬉しい、ありがとう。ほんなら、もうちょっと足を開くんや、亜里紗。」


 はい、と答える亜里紗の少しだけ開いていた足が三十センチほど開かれ、彼女の思いを武志に伝えていた。
 彼の右手が膝に触れスカートの裾から潜り込み、内腿に軽く触れながら素早く内腿の付け根に軽く触れた。


「あ、、」


 小さく驚きの声をあげ、反射的に足を閉じようと動いたが、辛うじて足を閉じるのを防いだ。
 彼女の動きを可愛いと感じながら、武志は、亜里紗を地獄に落とすつもりだった。
 陰毛に触れるとサワサワとした感覚が、武志の欲望に火を付け始め、亜里紗の心を試すように恥丘から肉の花弁へ、肉の花弁から一番敏感な花芯を避け、膣口へ軽く型どるように指先が動いた。


「なんで、、」


(いけん、なに言うてんの、はしたない。けど、クリ、触って欲しい、、)


「ふふ、外が湿ってるね。中はどんなんかな?亜里紗、約束は守ってくれたんやな。ふふ、ご褒美や。」
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