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すべての生き物に愛を求めて
第2章 いわゆる転生
話を聞いているうちに、生きとし生けるものを愛すると言うことに抵抗があった気持ちが段々薄れてゆく。
不思議に思って聞いてみると、
「地球から弾き飛ばされた時点で魂のランクが上がったためでしょう。そして、私と会うことで神としての資質が出てきたのかもしれません。神は万物を愛することの出来る存在ですから。」
成る程。
じゃあ、本当に新しい人間(?)として生まれ変わるんだから男の名前が欲しいな…
愛…と、神か…
「自分で名前をきめれますか?」
「はい。この年齢と記憶のまま転生して頂きますから。気に入った名前があるのですか?」
「苗字はディーテが良いのです。愛の女神アフロディーテからとりました。」
「では、シェンはどうですか?シン(神)では捻りがないので中国語にしてみましたが。」
「シェン・ディーテ…
はい。この名前でこれから生きていきます。」
そう言って顔を上げると神が嬉しそうに微笑んでいた。
するとあることに気付く。
「失礼ですが、あなた様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
すると驚いた顔になり、
「私には名前は無いのです。今までに唯一無二の存在でしたので。やっとお話が出来る存在ができて嬉しく思っていたところなんですよ。良ければシェンがつけてくれますか?」
不思議に思って聞いてみると、
「地球から弾き飛ばされた時点で魂のランクが上がったためでしょう。そして、私と会うことで神としての資質が出てきたのかもしれません。神は万物を愛することの出来る存在ですから。」
成る程。
じゃあ、本当に新しい人間(?)として生まれ変わるんだから男の名前が欲しいな…
愛…と、神か…
「自分で名前をきめれますか?」
「はい。この年齢と記憶のまま転生して頂きますから。気に入った名前があるのですか?」
「苗字はディーテが良いのです。愛の女神アフロディーテからとりました。」
「では、シェンはどうですか?シン(神)では捻りがないので中国語にしてみましたが。」
「シェン・ディーテ…
はい。この名前でこれから生きていきます。」
そう言って顔を上げると神が嬉しそうに微笑んでいた。
するとあることに気付く。
「失礼ですが、あなた様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
すると驚いた顔になり、
「私には名前は無いのです。今までに唯一無二の存在でしたので。やっとお話が出来る存在ができて嬉しく思っていたところなんですよ。良ければシェンがつけてくれますか?」