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第12章 『情事』
背中をゆっくり撫でられ、びくりと身体は震えた。

「いい女の香りがして来たで、絢音。雄は反応してお前を見ている。さっきの男も、何度も振り返ってるで。」

「そんなの嘘…」

恐る恐る、階段上を見ると確かにちらちらとこちらの様子を目にしていた。

身震いと、共に熱い愛液が太股を伝う。
「あっ…」

聖の胸の中に、顔を埋めた。バニラエッセンスの、甘い香りが身体中を心地好く包み込んだ。

「他の男に、見られて濡らすなんて絢音は僕の奴隷としてまだまだやなぁ。仕付けが足らんか?」

小さな耳元の声には、身体が反応するばかりだった。

「外では止めて、お願い…」

それにいつもの笑みを浮かべただけで、観覧車の順番が来て乗せられた。

向かい合わせになった、二人。緊張の糸が増えまるで、それは蜘蛛の糸を這わせて行くかのようだった。

罠に掛かった、蝶は絢音。

腕を組んで、絢音の後ろの景色を見ながらも羞恥に濡れる身体を思い楽しげに片手で頬を付いた。

「スカートをゆっくりあげるんや。」

それにかなり驚いて、首を振る。

「主以外の人間で反応を示したんは、そっちや。早う、絢音。仕置きが酷うなっても、ええんか?」

それには更に首を振った。

けれど観覧車は上に上がった人がいれば、下を見れば見えてしまう。

だが聖の双眼が、私を捉えて離さなかった。身体がまた、脳に逆らい動き始める。

右手がマリオットの様に、ゆっくり上がった。糸を操るのは、聖の絶対支配の言葉。

「そうや、足を開いていい香りを…他の男の視線ですら濡れる身体になって、随分と淫乱さを隠して来たんやな。愛液で密が溢れてる、ええ眺めや。」

観覧車から見える景色を背後に、足を広げさせられ羞恥に顔を上気させながら恥じらいつつワンピースの裾を掴んでいる姿はそそられた。

固くなるのが分かる。

「上も胸、出しや。自分で触ってみぃ。青空の中、こないな場所で感じてる絢音はほんまに厭らしいわ。」

言葉で煽られ、戸惑っていても命令が身体を動かす。


絢音の白い胸が出され、下の口からは愛液を垂らしながら胸を揉みしだく姿は淫らで快楽の虜にされる瞬間であった。
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