パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 『再会』

・ヤキモチは妬かれたいかなぁ～最近は妻にもヤキモチなんて、妬かれなくなったし。昔は回り中、女子社員ばっかりだったから 色々、煩かったのに・

・今は安心してるんじゃないんですか？奥様と仲良さそうですよね・

・普通だよ、話はするけどでも ああでもこんなの聞いてもきっと別に 聞きたくないよね～・

・そんな風に言われたら、聞きたくなるのが人間ですよ・

・でも 言っても怒らないかなぁ～僕と妻はもう結婚して２０年くらいたっちゃったから、そのね 夜の関係とかはもうほとんどなくて～・

ああ、そういう話かぁと思った。たまに入る男性でそっち系ばかりの話をする人からは逃げていたのだが、話の流れなら気にならなかった。
・そうなんですね～でも、奥様はして欲しいかもですよ・

・どうかなぁ？妻は子育てに掛かり切りだし、元から そういうのはあんまり。まぁ僕も、鬱病のせいで出来ない時もあるからいいんだけど。でも、男だしね やっぱり～ しかも妻とするなんてちょっと気持ち悪いし・

その言葉に敏感に、反応してしまった。
・気持ち悪いなんて、そんな事 奥様に怒られますよ～・

・でも、妻はもう家族でしょう。女として見れるかと言われたらそういう存在じゃないし、手を繋いだり抱きしめたりは確かにするけど そこまでかな。家族とは出来ないよ・

その意味を少し考えて見た。確かにそういう意味なら分からなくもないかなと。はやとちりして怒らなくて良かったと思った。

・意味が分かりました～ ただ気持ち悪いのかなと、勘違いしちゃうとこでした。確かに長く一緒にいると、家族になるんでしょうね～・

・萌那さんの方は？あっ、答えたくなかったら答えなくていいからね・

・うちはとっくにないですよ～まぁ、仲悪いのもあるから確かに 今になってなんて触られたくもないけど・

・そっかぁ、仲悪いならそうだよね。でも 勿体ないよね38なんて言ったら一番、女性が美しく花開いて来る年頃なのに～・
既に年齢もきちんとした、本当の歳を教えていた。嘘はついておけないたちだった。
・それは二十代の時でしょう～・