この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
・辿りつく 先には・
第18章 『発見』
シャワーを浴びながらも頭を流してくれて、自分も身体を洗って上げた。
本来ならば、自分の身体で逝って貰えたから本当に嬉しい事になるはずだが今の関係は複雑だった。
その分、考える事も増えるのだと思い知らされた出来事だった。
色々な女達が聖を通り過ぎただろう。そして、その中には純粋に性を楽しんだ女もいただろう。
羨む訳ではなかったが、そうなれたら私はもう少し違う自分を選べたのかもしれない。
髪を流された後に、唇を奪われぎゅっと手を握り締めるとその手を開かされ握り返され逆に壁に押し付けられキスを降り注がれた。
何度も何度も、身体を溶かされる。
「また、色々と考えてるやろ。無口になるからすぐ分かるわ。」
「だって…中に…」
「絢音は僕の奴隷やから、全て受け入れなぁ。」
「でも、何かあったらどうするの?」
シャワーのお湯が蒸気を作る。
「何かある日に近いんか?」
「そろそろ来るから大丈夫は大丈夫だけど…」
「なら考え事は一つ減った訳や身体、洗って。」
それにボディーシャンプーを手に取り、身体中をくまなく洗う。髪は座って貰わないと、届かなかった為に自分がからの浴槽に入って聖を座らせた。
泡で頭が覆われる。気持ち良さそうなのを目にして心が温まってしまう。
「痒いとこ、ございませんか~?」
美容室の口調を真似る。確かに今は考えても、結果は後だ。
四日間の一日目はもう終わってしまった。今を、沢山の聖を感じ無くては、勿体ないと頭を切り替えた。
「頭の中が痒い。」
それに笑ってしまう。笑ったのを聞いて、心を温めていたのは聖だった。
「頭の中はどうにも、してあげれないわ。流すわ、頭を下げて。」
ゆっくりお湯をかけて、全てを洗いながした。
「全てを洗い流せたらいいのに…鬱病になる前の前まで。幸せだった頃に戻りたい。」
その言葉に胸を締め付けられる。どうにもしてあげられる事は出来なかった。
「とりあえず、上がりましょう。私が限界、体を拭いてあげるから先に出て。」
「その前に。」
本来ならば、自分の身体で逝って貰えたから本当に嬉しい事になるはずだが今の関係は複雑だった。
その分、考える事も増えるのだと思い知らされた出来事だった。
色々な女達が聖を通り過ぎただろう。そして、その中には純粋に性を楽しんだ女もいただろう。
羨む訳ではなかったが、そうなれたら私はもう少し違う自分を選べたのかもしれない。
髪を流された後に、唇を奪われぎゅっと手を握り締めるとその手を開かされ握り返され逆に壁に押し付けられキスを降り注がれた。
何度も何度も、身体を溶かされる。
「また、色々と考えてるやろ。無口になるからすぐ分かるわ。」
「だって…中に…」
「絢音は僕の奴隷やから、全て受け入れなぁ。」
「でも、何かあったらどうするの?」
シャワーのお湯が蒸気を作る。
「何かある日に近いんか?」
「そろそろ来るから大丈夫は大丈夫だけど…」
「なら考え事は一つ減った訳や身体、洗って。」
それにボディーシャンプーを手に取り、身体中をくまなく洗う。髪は座って貰わないと、届かなかった為に自分がからの浴槽に入って聖を座らせた。
泡で頭が覆われる。気持ち良さそうなのを目にして心が温まってしまう。
「痒いとこ、ございませんか~?」
美容室の口調を真似る。確かに今は考えても、結果は後だ。
四日間の一日目はもう終わってしまった。今を、沢山の聖を感じ無くては、勿体ないと頭を切り替えた。
「頭の中が痒い。」
それに笑ってしまう。笑ったのを聞いて、心を温めていたのは聖だった。
「頭の中はどうにも、してあげれないわ。流すわ、頭を下げて。」
ゆっくりお湯をかけて、全てを洗いながした。
「全てを洗い流せたらいいのに…鬱病になる前の前まで。幸せだった頃に戻りたい。」
その言葉に胸を締め付けられる。どうにもしてあげられる事は出来なかった。
「とりあえず、上がりましょう。私が限界、体を拭いてあげるから先に出て。」
「その前に。」