この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
祐子の欲望
第1章 祐子の眼力
「有難うございます。私も祐子さんに聞きたい事があります」
「何ですか?」
「祐子さんは私に何を求めてるんですか?」
「単刀直入なに言います。こはるさんの全てを受け入れて、付き合いたいと思ってます」
「付き合うって、どういう関係で?」
「私の彼女になって欲しいんです。渋谷区では同性婚も可能です。私は真剣に考えてます」
「あの……同性の方に好かれて嬉しいんですが、私は祐子さんにお応えできません」
「こはるさんを初めて見て、躰に電気が走ったの。そんなの初めてで、きっとこはるさんとの出会い、何かあると思ってます。あの時こはるさんも、私を見てたでしょ? どうして?」
「祐子さんが見てたから……」
「何か感じるものがあったからじゃない?」
「……」
「今付き合ってる人がいるとか?」
「そんな人はいません。失礼ですが
祐子さんは独り暮らしですか?」
「はい。それが何か?」
「いいえ……」
「ねぇ、こはるさん。もういいんじゃないですか?」
こはるは俯いて手拭いを握り締めてる
祐子はこはるの手の上に手を添えた
こはるの躰がピクッと反応し、肩を落とした
「私ずっと学生の頃から女の子が好きだったの。だから男性経験がないのね。でも、女の子に声も掛けられず付き合った事ないの。そんな私が、こはるさんに声を掛けたの。自分でも驚きだわ。そんな私をこはるさんが変えてくたのよ」
「私は何もしてません」
「自覚がないだけ。私を変えてくれたのは事実だから。だから、私もこはるさんの力になりたいのよ」
「……私、お金が必要で、その……風俗で働いてるんです」
「そうなの」
「お金な為に躰売ってるんです。軽蔑しますよね」
「どうしてお金に困るようになったの?」
「付き合ってた人が借金作って逃げられました」
「よくある話だけど、それでいくら借金残ってるの?」
「やっと残り1500万になりました」
「いくらあったの?」
「2000万です」
「500万をどれくらいの期間で返したの?」
「1年半掛かりました」
こはるの苦労話に祐子は涙を流し、無言でこはるの肩を抱いた
「私と結婚して下さい。それならこはるさんだけの借金じゃなくなるでしょ?」
「そんな事できません」
「貴女の全てを受け入れるって言ったでしょ?」
「それとこれとは話が違います」
「何ですか?」
「祐子さんは私に何を求めてるんですか?」
「単刀直入なに言います。こはるさんの全てを受け入れて、付き合いたいと思ってます」
「付き合うって、どういう関係で?」
「私の彼女になって欲しいんです。渋谷区では同性婚も可能です。私は真剣に考えてます」
「あの……同性の方に好かれて嬉しいんですが、私は祐子さんにお応えできません」
「こはるさんを初めて見て、躰に電気が走ったの。そんなの初めてで、きっとこはるさんとの出会い、何かあると思ってます。あの時こはるさんも、私を見てたでしょ? どうして?」
「祐子さんが見てたから……」
「何か感じるものがあったからじゃない?」
「……」
「今付き合ってる人がいるとか?」
「そんな人はいません。失礼ですが
祐子さんは独り暮らしですか?」
「はい。それが何か?」
「いいえ……」
「ねぇ、こはるさん。もういいんじゃないですか?」
こはるは俯いて手拭いを握り締めてる
祐子はこはるの手の上に手を添えた
こはるの躰がピクッと反応し、肩を落とした
「私ずっと学生の頃から女の子が好きだったの。だから男性経験がないのね。でも、女の子に声も掛けられず付き合った事ないの。そんな私が、こはるさんに声を掛けたの。自分でも驚きだわ。そんな私をこはるさんが変えてくたのよ」
「私は何もしてません」
「自覚がないだけ。私を変えてくれたのは事実だから。だから、私もこはるさんの力になりたいのよ」
「……私、お金が必要で、その……風俗で働いてるんです」
「そうなの」
「お金な為に躰売ってるんです。軽蔑しますよね」
「どうしてお金に困るようになったの?」
「付き合ってた人が借金作って逃げられました」
「よくある話だけど、それでいくら借金残ってるの?」
「やっと残り1500万になりました」
「いくらあったの?」
「2000万です」
「500万をどれくらいの期間で返したの?」
「1年半掛かりました」
こはるの苦労話に祐子は涙を流し、無言でこはるの肩を抱いた
「私と結婚して下さい。それならこはるさんだけの借金じゃなくなるでしょ?」
「そんな事できません」
「貴女の全てを受け入れるって言ったでしょ?」
「それとこれとは話が違います」