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第41章 【四十一話】初体験

　途端、玲那の中におさまっていた柔らかかった景臣の陰茎がふくれあがった。急激な変化に玲那は目を見開いた。
　さらに奥にねじ込まれるかと覚悟をしていると、景臣の腰が引かれ、玲那の口から勢いよく引き抜かれた。

「え……」

　驚きに声を上げると、息を荒げた景臣が玲那を睨み付けていた。

「……めちゃくちゃにしてやる」
「かげ、おみ……さん？」
「脱げ」
「あのっ」
「反論は許さない。脱がないというのなら、ここで無理矢理犯すまでだ」

　景臣の豹変に玲那は着いていけなかったが、腕を引かれて立たされてしまった。玲那が脱ごうとしないために、景臣はスカートの裾を持ち上げてきた。そして腰回りを撫で回され、太股にかたくて熱いモノを擦りつけられた。
　今まで玲那は景臣にさんざん、身体を撫で回されたり指を入れられたり、舐められたりしたが、こんな風に接触をされたことはなかった。
　混乱していると、ストッキングと下着に手を掛けられたのが分かった。

「脱がないのなら、ストッキングを破って突っ込むぞ」
「あ……そんな……」

　乱暴なことをしそうにないと思っていたのに、景臣は余裕がないのか、額から汗を流し、息を荒げて玲那の耳元でそう囁いた。

「脱げばベッドまで連れて行ってやる。脱がないのなら、ここで犯す」

　ここでだなんて、とんでもない。
　玲那は首を振り、景臣に密着されて動きにくい状態でどうにかストッキングと下着を脱いだ。
　脱いだ途端、景臣の指が玲那の秘所に滑り込んできた。

「下着越しにも分かるくらい濃厚な女の香りを漂わせていると思ったら……ココ、すごいあふれているな」
「やぁっ」
「俺のをくわえて興奮したのか？」

　景臣に指摘されるまで気がつかなかったのだが、言われたとおり、玲那のナカから蜜がいつも以上にあふれ出していた。

「こんなにびしょ濡れにして、淫乱だな」

　景臣は玲那を嘲笑うようにそう言うと、寝室へ連れ込んだ。
　ベッドの上に押し倒された玲那は、ストッキングと下着以外は付けたままだ。
　景臣はスカートを捲ると、玲那の股に顔を埋め込んだ。
　指で敏感な蕾が隠れている襞を開かれ、きつく吸われた。いきなりの強い刺激に、玲那の身体は跳ねた。

「ぁんっ」