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九尾狐(クミホ)異伝
第3章 月夜の変化(へんげ)
だが、横たわった彩里当人は存外に積極的で、躊躇する俊秀にまるで誘いかけるかのように細い両腕を一杯に伸ばしてきた。
あの一瞬、彩里の眼が妖しく赤く輝いたように見え―、俊秀はその瞳に幻惑され、もう戸惑いも何もかもかなぐり捨てて彩里に覆い被さった。
俊秀は毎夜、彩里を抱き、一夜の中に幾度も狂おしく求めた。結果、彩里のほんのわずかに膨らんでいた乳房は今ではこんもりと盛り上がり、淡い薔薇色の先端は俊秀が熱いまなざしを注いだだけで、固く尖って彼が与える愛撫を待っている。
俊秀は彩里の豊満な肢体を存分に眺める。良人の熱を帯びた視線を、彩里は十分すぎるほど意識しているはずだ。そのことを物語るかのように、彩里の雪膚が淡く染まり、胸の膨らみがしっとりと重さを増し先端を尖らせている。
あの一瞬、彩里の眼が妖しく赤く輝いたように見え―、俊秀はその瞳に幻惑され、もう戸惑いも何もかもかなぐり捨てて彩里に覆い被さった。
俊秀は毎夜、彩里を抱き、一夜の中に幾度も狂おしく求めた。結果、彩里のほんのわずかに膨らんでいた乳房は今ではこんもりと盛り上がり、淡い薔薇色の先端は俊秀が熱いまなざしを注いだだけで、固く尖って彼が与える愛撫を待っている。
俊秀は彩里の豊満な肢体を存分に眺める。良人の熱を帯びた視線を、彩里は十分すぎるほど意識しているはずだ。そのことを物語るかのように、彩里の雪膚が淡く染まり、胸の膨らみがしっとりと重さを増し先端を尖らせている。