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九尾狐(クミホ)異伝
第4章 宿命
 俊秀の不安をよそに、彩里はそれから半刻後には帰ってきた。
「お帰り、ご苦労だったな」
 声をかけて起き上がろうとすると、またクラリと眼が回った。
「あなた、まだ起きてはいけないわ」
 彩里が駆け寄ってきて、俊秀の身体を支えた。
「済まないな。たかが薬草摘みに出たくらいで、風邪を引き込んでしまうとは、我ながら情けない」
 彩里に手を貸され再び横になる。ただ寝ているだけなのに、どっと疲れが出たように思えた。彩里の無事な姿を見て、緊張が解けたせいだろうか。
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