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九尾狐(クミホ)異伝
第4章 宿命
 カサリ、木の葉を踏みしめる小さな脚音に、かすかな期待を込めて振り返る。
 彼の前を茶色の小さな栗鼠がちょこちょこと横切っていった。
 暗澹たる想いが俊秀の中にひろがってゆく。
―今回もまた逢えなかった。
 俊秀は悄然と肩を落として去ってゆく。
 そのはるか後方から、じいっと遠巻きに眺めている狐がいることなど、知りようもない俊秀であった。
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