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九尾狐(クミホ)異伝
第2章 突然の求婚
 俊秀は思わず身体中の力という力が抜け、その場にへたり込んだ。綺麗な娘の前でみっともないとは思ったけれど、娘によく見られたいという想い以上に、安堵の方が強かった。
「大丈夫ですか?」
 娘が澄んだ声音で問いかけ、俊秀は頷いた。
「お陰で助かりました。危ないところをありがとうございます」
「いいえ、たいしたことはしていません。あなたの運が良かったのでしょう」
 娘は淡々と言うと、俊秀をじいっと見つめた。
 魂を絡め取られるような強い光を秘めた瞳。何かをしきりに訴えかけてくる瞳を自分は確かに以前、どこかで見たことがある。俊秀はその時、確信した。
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