この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
九尾狐(クミホ)異伝
第3章 月夜の変化(へんげ)
 彩里が微笑む。
「あなたったら、何を心配しているの? こんな真夜中には、酔っ払いだって家に帰って熟睡しているわ。あなたが心配しているようなことは起こりっこないから、大丈夫」
「いや、駄目だ。絶対に夜中に一人で外に出てはいけない。どうしても俺の言うことが聞けないというのなら、これから、夜はお前の手に縄をつけ、それを俺の身体に繋いでおくぞ?」
 彩里が呆れ顔で言った。
「どうやら、脅しだけではなさそうね、あなた」
「当たり前だ。大切なお前が他の男に攫われたりしたら、俺はどうやって生きてゆけば良い? もしお前に何かあれば、俺はその男を殺すだけでは済まないだろう。そいつを殺して、俺もお前の後を追う」
/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ