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第7章 そして辱める　LOVE TIME

　目的の階に着いてドアが開いた。
「ここだ早く降りろ」
　乱暴に言い放って、男が先に降りた。腰を伸ばし、スカートを直してから女が後ろに続いて降りてきた。そこで鈴木は無言で押し付けるように香織に部屋の鍵を渡した。自分で探して開けろと言うことだ。その表情、雰囲気で察した女が困り顔のままオロオロしながら歩き始める。そのやや斜め後ろから続く男は、今度は自分で女のスカートをめくり上げた。「あっ」と声をあげる女。
「早くしろ。また、誰かに見られるぞ」
　逆らえない女は、レギンスを穿いているとはいえ、スカートを上げられて尻を晒したまま歩き続けた。抗えない屈辱に震える細い肩が男の感情を怒りからまた快楽に変えていった。
　やっとＳＭ用の部屋を見つけると、女はドアの前に立ち、鍵を開けようとして、鍵を錠穴に入れようとすると、後ろについている男も手にしていたスカートの裾を降ろしたが、その代わりにそのスカートの中に手を入れて尻を触った。細い一本のヒモだけで守られているだろうデリケートなミゾ部分を下から上へとなぞり上げる。「ぅっ、ぅぅ~ん」と揺れる女の体。手も揺れて鍵を上手く差し込めない。男の指はミゾの上の方、アナルを意識してスリスリしながら、ミゾの奥へと入り込んでいこうとする。