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犯した人妻の身体
第10章 猥らな人妻の本性
柄にもなく使った食器を洗い、トイレに行ってはまたシャワーで局部をきれいにしてリビングに戻っても、まだ時計は9時過ぎにしかなっていない。常識的に言って、他人の家に訪ねてくるのは、早くても10時過ぎだろう。ましてや、どこに行くのか知らないが、旦那や子供を送ってから来ると言うのであれば、何も午前中に来るとは限らない。男はつくづく昨日に時間を確認しなかったことを後悔した。そんないつ来るか分からない客、女をネットを渡り歩き、動画を見ながらボンヤリと待ち続けた。
そんな心の中が無になって、ただディスプレイの画面だけを見ていた時に、ピィ~ン・ポ~ンと長押しされて間延びしたエントランスのオートロック・ドアの呼び出し音がなった。今の時間とその音の質から香織ではないと判断して、(誰だ?)とインターホンに出てみると、その小さな画面に映っているのは、なんと香織だった。飛び上がりそうになる心を抑えて、「はい」と極めて普通に応答する。顔とニット系の襟まで映っている画面の中の香織は、あの間延びした音とは裏腹に、辺りをキョロキョロ気にしながら「わたし」と言ってきた。「どうぞ」と解除ボタンを押して自動ドアを開けてあげると、香織は何も言わずに画面から消えていった。
そんな心の中が無になって、ただディスプレイの画面だけを見ていた時に、ピィ~ン・ポ~ンと長押しされて間延びしたエントランスのオートロック・ドアの呼び出し音がなった。今の時間とその音の質から香織ではないと判断して、(誰だ?)とインターホンに出てみると、その小さな画面に映っているのは、なんと香織だった。飛び上がりそうになる心を抑えて、「はい」と極めて普通に応答する。顔とニット系の襟まで映っている画面の中の香織は、あの間延びした音とは裏腹に、辺りをキョロキョロ気にしながら「わたし」と言ってきた。「どうぞ」と解除ボタンを押して自動ドアを開けてあげると、香織は何も言わずに画面から消えていった。