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犯した人妻の身体
第4章 非常階段で 
小さな乳首が丸く膨らんで突起している。下にさがる女の目線。だがイチモツに変化が起きなくて落ち込んだ顔になる。そのままガックリとうなだれ、脱いだブラウスをベストの上に置いて、その流れのままブラジャーを拾い上げた。まずは肩ヒモに腕を通してからカップを乳房にあてがい、そして背中に手を回した。再び何かを期待する目を向けてくるが、男は無表情にそれをスルーし、股間にも変化が起きないからまたすぐに悲しげになった。後ろでモゾモゾしている。手が震えているからなのか、うまくホックをはめられないようだ。そんな困り顔の中に、一筋の望みを見つけたような明るさを見せて、媚びを売るように「ホックをとめ・・・」という言葉の途中で「自分でやれ」とピシャリと突き放した。三度、暗くなる顔。しばし金具のかち合う音を背中からさせながら、苦闘の末にやっとブラを着け終えた。それからブラウスを拾い上げようと腰を屈めてそれを手にまで取ったのだが、なぜかそこでためらい、それを放して何も持たずに起き上がった。
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