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第1章 シーン1

　普段ならキスもなおざりでそうそうに押し倒すようにするのだが、今夜は項から耳たぶにかけて情熱的なキスが続いた。

　次の行為への期待から奈緒美は次第にあそこが潤み始めているのを感じた。

　胸の高鳴りが快感を予感していた。

　真一がバスローブの紐を解き、肩から抜いた瞬間、目にしたセクシーなランジェリー姿に息を呑んだ。

「すごい、これは予想してなかったよ。」

「お気に召した？」

「君は最高だよ！」

　真一は奈緒美に後ろから密着するとうなじに唇を這わせながらハーフカップのブラの上から胸を揉みしだいてきた。

　やがてその手が下にさがり下半身の合わせ目のTバックのショーツへと伸びたときはすでに潤みきった状態になっていた。

　下半身の中心から熱い広がりがやがて来る絶頂を予感していた。

「これするね。」

　真一はアイマスクを取り出すと奈緒美に付けた。