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第1章 シーン1

　自分が陵辱されている想像が真っ暗な視界の中でスパークのように浮かんでくる。奈緒美の秘所は激しく愛液を分泌していた。

「奈緒美様お時間です。」

　ドアをあける音がしてスタッフのカナの声が響いた。

　奈緒美は現実に引き戻された。

　あそこを一度拭っておきたい。奈緒美はうろたえた。だが後ろ手に縛られた状態ではそれはかなわなかった。

　カナだけではなく何人かのスタッフの手に依って支えられ控え室から連れ出された。

　オークションの会場に入ったのはすぐ分かった。どよめくような熱気が感じられガウンの上からでも視線が浴びせられているのが痛いほど分かった。

　視覚が奪われているだけに聴覚と触覚が鋭敏になっている。

　これから自分はこの観客の前でさらし者にされる。下着姿の浅ましい姿を見られ、奴隷として競りにかけられ、そうして落札者の手によって縛られフェラチオを強要されアナルを犯されるのだ。