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第1章 シーン1

　一歩一歩進むたびに自分の中の想像が膨らみ、昂ぶりが進み秘部の潤みが増してゆく。

　カナの話しでは今日は私が三人目で最後との事だった。前の人たちはどうだったのだろうか。

　私と同じように興奮していたのだろうか？

　奈緒美は自分がこの状況にこれほどまでに昂ぶっていることに驚いていた。そうして自分にM性が強く存在していることを実感した。

　周囲からの強い視線はアイマスクをしていてもわかる。もうすぐこのガウンが取り去られ下着だけの姿をさらすときその視線はもっと強くなるだろうと思った。

　公開プレイのオークションの場合に下見が行われるとはどういうことか？スタッフのカナが公開を希望する人は露出願望の強い人だと言っていた。

　つまり、恋人や愛人とのプレイを他人に見せたい、見せることによって自分たちも昂まっていくということだ。

　そうであれば落札前にその他人に見られ触れられ或いは局部を愛撫される、勿論下見というからにはそれ以上のことがなされるわけではない。安全な陵辱。