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忘れられないあの人
第1章 電車
そこの、右前に立っている女の子だ。
薄い桃色のワンピースを着ている。
うしろ姿からちょっと横顔が覗いているだけなので不確かだが、あれは多分、元カノだろうな。
向こうはイヤフォンを付けて下の方を見ていて、まるで他人には無関心といった感じで、全くこちらを見ようとはしない。
しめしめと思い、可愛い女の子を俺はよく見てみることにした。
元カノ、菜々子(呼称、菜々)と付き合っていたのは4年前、だろうか。最後に会ったのはそうだな、秋、4年前の11月くらいだった、気がする。
なるほど、髪はミディアムの長さまで切ったのか。カラーもいれたのかな?あれ?もともと色素が薄いんだっけか?まあいい。うーんそうだな、子どもらしさの残った可愛らしい顔は、全然変わらないままきたのだろう。見れば見る程に同一人物に見える。
かわいいなあ。人生であと2回くらいは手を繋ぎたい。あとは、そうだな、そんなに欲は言わない、生きてるうちにまたキスしたいな。どんな唇だったけか。結構薄いんだよな。でもしっとり柔らかくって。
そういえば谷間が見えそうな服だなあ。襟が丸いから屈んだら見えそうだ。
あ、やっぱりセックスもしたい。
まだ俺、絶倫なんだぜ。覚えてるかなあ?相性も良かったと思うんだけどな。
したいなあ。
って、電車でそんなこと考えて、なにやってんだ俺。ちょっと大きくなってしまった。
悶々するなあ。
あー…
とと、とりあえず本人かどうか確かめないとな!
正面から見て見ないことには分からないよな。と言っても、あまり移動ができない。
ちょっと左に蟹歩きして、そっちに行きたいんだけど…
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