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家庭教師とその弟
第1章 先生いらっしゃい
そして先生の決め台詞
「今日も勝たせて頂きました」
そう言って定位置に戻っていく。
このときにもう汗がじんわり浮かぶ。せっかくおめかししたのに、もうシャワー浴びたい。でも、もっとしてほしかった。体がふわふわ浮くような、でもこれ以上したら怖い。それなのになんだか良いような気がしてしまう。恥ずかしいけどあそこがむずむずした。そうだ、今日はいつもより儀式の時間が短かったかも。長いときは、胸の間を滑り、おへそのあたりまで指を這わせてくれたものだ。今日は私が目を逸らしちゃったから。負けちゃったから終わっちゃったんだね。
ドキドキし過ぎてあんまり覚えてないけど。

なんでこんなことされてるかって、びっくりでしょ。自分でもなんでこんなになったのか分からない。最初はね、始める前に睨めっこで勝ったほうがお菓子全部食べるっていうルールだったの。睨めっこだよ?お菓子っていうのは母が用意してくれる先生へのやつ。それがなぜか覆い被さるようになってきて、私は負けるしかなくなってしまってるってこと。指なんて這わせる必要がありますか?ないよね?あんなんされたら負けるに決まってる。てゆかどんだけお菓子食べたいのよ。
「ほら、もう始めるよ?」
いつの間にかテーブルには教材が並べられていた。用意し忘れていた自分のノートと教科書も目の前に開かれている。私の鞄を勝手に開けたようだった。まあそんなのどうでもよかった。
だって今日は告白の日!
「先生!」
「ん?」
折角私が意気込んだのに、先生は手に取った数学の教科書から目を離さない。
「ねえ!」
先生の方に体を向き直す。同時に正座する。
すると先生は興味を持ってくれたのか、同じように正座に座り直した。
よーし。これで準備はいい。梨花!もう言ってよし!
「先生に言いたいことがあるの!」
大声を出したくないので、普通より小さめになったが、聞こえるだろう。
「私は、先生が、
「しーーーーーーっ」
「んっ?んっ?ん?」
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