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家庭教師とその弟
第2章 大人の階段
「りか。名前で呼んで?」
ちょっと掠れた声だった。そんなセクシーな声が、また私を熱くさせた。
「蓮太郎って、呼んで?」
「れ、れ、ん、た、、う先生」
途切れ途切れでしか声が出なかった。
「違う違う!そうじゃない、蓮太郎って呼んで」
先生は子どもみたいに駄々をこねた。
「えっえっと。。。」
呼べない。そんなの、呼べる筈がなかった。
「りかー!」
そのとき、階下からお母さんの声が聞こえた。驚いて先生が私から離れる。身だしなみを整えているうちに、お母さんは階段下で叫ぶ。
「りかー、お母さん、ちょっと足りないもの買ってくるね、先生もごゆっくりー」
「は、はーい!!」
私は大声で返事をした。
このタイミングでお母さんが部屋に上がってくるのかと思ったので、二人して正座してテーブルを囲んでいた。なかなかシュールだった。先生は股間に手を置いて、目を閉じていた。精神を集中させると鎮まるのだろうか?
玄関のドアが閉まる音を聞くと、先生は私を見もせずに、
「じゃ、やろうか?」
またベルトに手をかけたので、ここは阻止しなくては、本当に大人の階段を上ってしまうと思い、先生の手に手を重ねた。
「だ、だめ!」
「ん?なにが?」
「え?」
顔を見上げると、また距離が近すぎることに気付き、私は少し離れた。
「勉強、やろうか?」
なんとなく分かってはいたが、そう言い直されると、顔がまた赤面してしまう。
「先生のいじわる」
極力小さな声で呟いた。
「だから、蓮太郎って呼んで?難しいなら蓮でもいいよ?」
「えっと、えっと。。。」
あの出来事が現実だったことを思い出させた。今やっと体が戻ってきたのに、その一言で感覚が戻ってしまった。寸止めすぎて、勉強なんてできないよ。またあそこがじんじんしてきた。
「あ、その、私、ちょっとお手洗いにいってくるね?」
逃げよう。そしてパンツがどうなっているか確かめてこよう。
切りすぎた制服のスカートの裾を引っ張りながら立ち上がる。さっきの今じゃそういうことが気になりすぎて敏感になっている。パンツ見えないよね?
「あ、」
「なに!?」
「かわいいね」
意味深すぎる!私は一目散に走ってわざわざ1階のトイレへと駆け込んだ。
ちょっと掠れた声だった。そんなセクシーな声が、また私を熱くさせた。
「蓮太郎って、呼んで?」
「れ、れ、ん、た、、う先生」
途切れ途切れでしか声が出なかった。
「違う違う!そうじゃない、蓮太郎って呼んで」
先生は子どもみたいに駄々をこねた。
「えっえっと。。。」
呼べない。そんなの、呼べる筈がなかった。
「りかー!」
そのとき、階下からお母さんの声が聞こえた。驚いて先生が私から離れる。身だしなみを整えているうちに、お母さんは階段下で叫ぶ。
「りかー、お母さん、ちょっと足りないもの買ってくるね、先生もごゆっくりー」
「は、はーい!!」
私は大声で返事をした。
このタイミングでお母さんが部屋に上がってくるのかと思ったので、二人して正座してテーブルを囲んでいた。なかなかシュールだった。先生は股間に手を置いて、目を閉じていた。精神を集中させると鎮まるのだろうか?
玄関のドアが閉まる音を聞くと、先生は私を見もせずに、
「じゃ、やろうか?」
またベルトに手をかけたので、ここは阻止しなくては、本当に大人の階段を上ってしまうと思い、先生の手に手を重ねた。
「だ、だめ!」
「ん?なにが?」
「え?」
顔を見上げると、また距離が近すぎることに気付き、私は少し離れた。
「勉強、やろうか?」
なんとなく分かってはいたが、そう言い直されると、顔がまた赤面してしまう。
「先生のいじわる」
極力小さな声で呟いた。
「だから、蓮太郎って呼んで?難しいなら蓮でもいいよ?」
「えっと、えっと。。。」
あの出来事が現実だったことを思い出させた。今やっと体が戻ってきたのに、その一言で感覚が戻ってしまった。寸止めすぎて、勉強なんてできないよ。またあそこがじんじんしてきた。
「あ、その、私、ちょっとお手洗いにいってくるね?」
逃げよう。そしてパンツがどうなっているか確かめてこよう。
切りすぎた制服のスカートの裾を引っ張りながら立ち上がる。さっきの今じゃそういうことが気になりすぎて敏感になっている。パンツ見えないよね?
「あ、」
「なに!?」
「かわいいね」
意味深すぎる!私は一目散に走ってわざわざ1階のトイレへと駆け込んだ。