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運命の恋人
第2章 昌希
んー、一理あると言えばあるけど、それは子供の意思を無視した意見だなぁ。
「今住んでる家だって、お母さんにしたら実家だけど、私にとっては小さい頃に1度か2度遊びに来たことあるだけの、おばあちゃんの家でしかないの。叔父さんの一家だっているし、長いお休みになれば従兄弟も帰って来る。なのに自分の家みたいに寛げっていう方が無理よ…叔父さんたちだって私たちの境遇に同情して好きなだけいてくれて構わないって言ってるけど、どこまで本心かわからない…叔母さんにしたら小姑母子が家で大きな顔してるのも嫌だと思うわ。」
…その辺に関してはノーコメントが無難かな。
「小谷さんは、ご両親に反対されても、というか、経済的な援助が受けられなくても東京の大学に行く!っていう信念があるの?それとも、そこまでではないのかな?」
「今住んでる家だって、お母さんにしたら実家だけど、私にとっては小さい頃に1度か2度遊びに来たことあるだけの、おばあちゃんの家でしかないの。叔父さんの一家だっているし、長いお休みになれば従兄弟も帰って来る。なのに自分の家みたいに寛げっていう方が無理よ…叔父さんたちだって私たちの境遇に同情して好きなだけいてくれて構わないって言ってるけど、どこまで本心かわからない…叔母さんにしたら小姑母子が家で大きな顔してるのも嫌だと思うわ。」
…その辺に関してはノーコメントが無難かな。
「小谷さんは、ご両親に反対されても、というか、経済的な援助が受けられなくても東京の大学に行く!っていう信念があるの?それとも、そこまでではないのかな?」