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運命の恋人
第2章 昌希
それから、小谷さんは変わった。
もちろん、周りは直ぐに掌を返す事はなくて、しばらくは1人で空回ってる感もあったけど、俺も出来る限りフォローしたし、徐々に男共から、雪が溶けるように彼女を受け入れる雰囲気が出来上がっていく。
元々男共が彼女をハブってたのは、女子を敵に回すのが面倒臭いから、とか、小谷さんファンだったのに相手にして貰えなかったから、とかそんな理由からだったみたいで。さすがに、本人が嘘を認めて謝ろうって姿勢でいるのに無視し続けるのも気の毒だ、何時までも意地張ってるのも子供っぽい、ってなってきたようだった。
そうなって来ると徐々に、女子達も1人、また1人と小谷さん容認派になっていった。
佐伯と仲の良かった谷口と上山は最後まで頑張ってたけど、流石に時間が経つにつれ、佐伯の逆恨みだってことも認めざるを得なくなってきたみたいで。
本当に、少しずつの変化ではあったけれど、わだかまりは無くなっていった。
もちろん、周りは直ぐに掌を返す事はなくて、しばらくは1人で空回ってる感もあったけど、俺も出来る限りフォローしたし、徐々に男共から、雪が溶けるように彼女を受け入れる雰囲気が出来上がっていく。
元々男共が彼女をハブってたのは、女子を敵に回すのが面倒臭いから、とか、小谷さんファンだったのに相手にして貰えなかったから、とかそんな理由からだったみたいで。さすがに、本人が嘘を認めて謝ろうって姿勢でいるのに無視し続けるのも気の毒だ、何時までも意地張ってるのも子供っぽい、ってなってきたようだった。
そうなって来ると徐々に、女子達も1人、また1人と小谷さん容認派になっていった。
佐伯と仲の良かった谷口と上山は最後まで頑張ってたけど、流石に時間が経つにつれ、佐伯の逆恨みだってことも認めざるを得なくなってきたみたいで。
本当に、少しずつの変化ではあったけれど、わだかまりは無くなっていった。