この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の恋人
第2章 昌希
そして、春…

小谷さんは、東京で一人暮らしをして、以前の志望校に通うことになった。
費用は全面的にお父さんが負担してくれることになったそうで、その話し合いが出来たのは、俺のお陰だと言われた。

俺は、神大と関学と立命館を受けて、神大以外は受かったけど、予定通りK大に進んだ。
元々、外部を受けたのは奨学金を貰うためで、幾らレベルが高いといっても学費の優遇措置のない私大には、ウチの経済状況では通いにくい。
ウチの学校でも、就きたい仕事へのスキルは充分養えると踏んだ。
学生でいる期間よりも、社会に出て働く期間の方が遥かに長くて。問題は、何大を卒業するかより、どこでどう働くかだ。
有名大卒、と言うのは確かに取っ掛かりとしてはデカいだろう。一流大卒者と、三流大卒者。両者の力量が拮抗した場合にモノを言うのは大学名なのかもしれないが、本人にそれを補うスキルがあれば関係ないんじゃないか、と思うんだ。だって、企業は大学を雇用する訳じゃない。結局は、ヒトと企業の契約だもの。
大学名だけで一生食ってけるほど世の中甘くない、てのが、俺の持論でもある。
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ