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運命の恋人
第3章 間宮 智之
その言葉にドクン!と心臓が跳ね上がる。

「…ゲイだと、何か問題あるの?別にお客さんに何かしたりはしないでしょ?」

まるで、とって食われでもするような言われように、胸が痛んだ。

「いえ、そうじゃないんですけど。美容師さんって手早い人多いっていうし、男性にこの人紹介するの初めてなんで、コミュニケーションとしてのボディタッチとか、あるかもしれないし。いきなりだとびっくりするじゃないですか。でもホントに腕は確かなんで、そういうトコでマイナス評価されちゃったら、私も次から行きにくいし…前情報として伝えておいた方がいいかな?と思いまして」

「大丈夫だよ。俺ゲイ差別はしないし。何かあってもちゃんと対処はできるから。気使ってくれてありがとう」

吉木さんに、悪気がないのはわかってる。だけど、同性愛に対する偏見というか、社会的認識の低さにはいつも胸が痛む。
幾らゲイでも、男なら誰でも手出すわけじゃないのに。偏見を無くすってなかなか難しいのかもしれないな…
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