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運命の恋人
第1章 朋会
順ちゃんの家に突然やってきた新しい女が、妊娠してるってのはすぐに分かった。
買い物バッグにマタニティーマークをつけてたから。
その女が来てから順ちゃんはウチにヘルプを求めてくることがなくなった。
ただ、結婚したならウチにも一言くらいあるべきだと思ったし、それを何も言ってこないって言うのは、どういうことなんだろう、と思っていた時、会社帰りの順ちゃんと出会う。
順ちゃんは、クリスマスプレゼントらしき、大きな包みを持って帰ってきた。順ちゃんは、私の顔を見ると、フツーに話しかけて来た。
「よう、隣に住んでても結構会わないもんだな。元気にしてんの?」
私は順ちゃんの問いには応えない。元気なコトくらい見りゃわかるでしょうが‼︎
「順ちゃん、あの、家にいるオンナ、誰?」
「…え?」
「再婚とかするならウチのお母さんにも一言あってもいいんじゃないの?ウチだって晃一のコトで結構協力してるわけだし。」
買い物バッグにマタニティーマークをつけてたから。
その女が来てから順ちゃんはウチにヘルプを求めてくることがなくなった。
ただ、結婚したならウチにも一言くらいあるべきだと思ったし、それを何も言ってこないって言うのは、どういうことなんだろう、と思っていた時、会社帰りの順ちゃんと出会う。
順ちゃんは、クリスマスプレゼントらしき、大きな包みを持って帰ってきた。順ちゃんは、私の顔を見ると、フツーに話しかけて来た。
「よう、隣に住んでても結構会わないもんだな。元気にしてんの?」
私は順ちゃんの問いには応えない。元気なコトくらい見りゃわかるでしょうが‼︎
「順ちゃん、あの、家にいるオンナ、誰?」
「…え?」
「再婚とかするならウチのお母さんにも一言あってもいいんじゃないの?ウチだって晃一のコトで結構協力してるわけだし。」