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運命の恋人
第1章 朋会
「その約束って、いつしたの…?」

彼女のことだ、相手が酔った勢いとか、そういうのもあるかもしれない。いや、酔った勢いの約束の効力とか、法的に言われると確かに困るんだけど、常識的に考えて、相手が酩酊状態の時に交わした約束が有効か無効かなんて、普通は考えない、と僕は思う。
だけど、彼女のあの目を見てしまうとあながちないとは言えない…と思ってしまう。

でも、彼女の答えは、僕の想像の斜め上だった。

「16年前です。」

はい?

16…年、前…てことは…相手が幾つかは知らないけど、山崎さんは今年21のはずだから、5歳じゃないか!

てことは、幼稚園児の大きくなったら結婚しようねってヤツのことか?

それって、あ〜、◯◯ちゃんのこと好きだったなぁ、結婚しようとか言ってたよなぁ、懐かしい…って類の話じゃないの?

いくら口約束も契約のうち、って言ったところで、それを契約とカウントしてもいいものだろうか…
殺人の時効だって15年ていうのに?

そんな子供の頃の口約束を遵守する必要があるなら世の中婚約破棄と契約不履行だらけだよ‼︎

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