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運命の恋人
第1章 朋会
「16年間、彼以外にもいいと思う人は居たでしょう?山崎さんは美人だから、言い寄ってくる男も多かったんじゃないの?」

「…そんなの、興味ないもの」

「君の話からすると、彼は過去にも1度結婚してる、ことになるよね?」

「それは子供が出来たからよ」

「なるほど。じゃ、なぜその時点で彼に契約違反を訴えなかったの?子供が出来たから引き下がったのかな?」

「だって、私まだその時中学生で!奥さんには太刀打ちできなかったの…」

僕は彼女を、彼女の理解できる論理で論破しようとした。

「質問を変えよう。君は彼のどういうところが好き?」

「どうって…優しくて…バカ正直で…それから、…えっと…」

「優しくてバカ正直な男なんか掃いて捨てるほど居るよ。もっと具体的に。何か、これだと言えるエピソードはあるの?」

大人の恋愛だって、そんな劇的なことなんかない、ただ、惰性で付き合ってたりするカップルなんかいくらでもいる。だから、この質問はちょっと卑怯かな?とした後で思った。
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