この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の恋人
第1章 朋会

山崎さんは、ポロポロと涙をこぼし出した。

ちょっと予感はしてたからさほど焦らなかった。

きっと、彼女自身も気づいてる。
幼い恋心は、すでに執着に変わってしまっていることを。
ただ、自分でピリオドを打てなくて、まだ彼のことが好きなんだ、と思い込むことで、自分の心のバランスを保ってきたんだろう。

「山崎さん、君は、他の男と付き合って、大人の恋愛を知るべきだと思う。」

そんな不毛な子供の頃の思い出の中に生きるのは勿体無い。

「課長が、教えてくれるんですか…?」

え?

彼女の問いに僕の思考が停止した。

今、ナントイイマシタ?

「課長、私のこと好きなんですよね?」

しまったァァァ‼︎‼︎

そんなこと、言ったね僕…
僕はこの時ほど、自分の口の軽さを恨んだことはない…
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ