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運命の恋人
第2章 昌希
数少ない女子の大半は、毎晩怨念込めてケアして、毎朝執念のスタイリングをして、その労力をもっと他に使えよ、と突っ込みたくなるタイプ。
だけど小谷さんは、なんていうか、そう、素材に恵まれてる 感じ。あんまり手をかけてない風で、化粧もしてなくて、日焼け止めとリップクリームくらいのナチュラルさなのに、キレイ。
そう、思った。
2学期から通う事になる2年E組の教室を中心に、食堂や図書館、特別教室とかの動線をサクッと説明する。
一回じゃ覚えられないかも知れないけど、移動教室とかは誰かについてきゃいいんだから、別に今日頭に入れる必要もない。
校内を、案内し終え、外に出る。
「小谷さん、学校までのアクセスは?阪急?JR?」
「阪急…」
「そう。じゃ、一緒だ。でもジュンク堂はJRの駅ビルの中にあるんだけど、道判る?」
「地図見れば、多分…」
と携帯を出す。
「そ。じゃ、そこは1人で行ける?もし自信ないなら付き合うけど。」
「…大丈夫。ありがとう。」
「じゃ、ココで。」
だけど小谷さんは、なんていうか、そう、素材に恵まれてる 感じ。あんまり手をかけてない風で、化粧もしてなくて、日焼け止めとリップクリームくらいのナチュラルさなのに、キレイ。
そう、思った。
2学期から通う事になる2年E組の教室を中心に、食堂や図書館、特別教室とかの動線をサクッと説明する。
一回じゃ覚えられないかも知れないけど、移動教室とかは誰かについてきゃいいんだから、別に今日頭に入れる必要もない。
校内を、案内し終え、外に出る。
「小谷さん、学校までのアクセスは?阪急?JR?」
「阪急…」
「そう。じゃ、一緒だ。でもジュンク堂はJRの駅ビルの中にあるんだけど、道判る?」
「地図見れば、多分…」
と携帯を出す。
「そ。じゃ、そこは1人で行ける?もし自信ないなら付き合うけど。」
「…大丈夫。ありがとう。」
「じゃ、ココで。」