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運命の恋人
第2章 昌希
「私なんかと仲良くしてたら、幸村くんまでハブられるよ」

「…それもどうでもいい。子供じゃあるまいし、そんな理由でハブってくるような友達なんか別に要らないし。」

「…幸村くんは、強いのね…」

「そんなことないと思うけど。」

半ば強引に彼女の手から段ボールを受け取る。

「運んどくから、帰ってもいいよ。」

「………」

「そんな顔しないで。後で加賀に文句言っとくから。」

両手がふさがってて、手は振れないから、「じゃあね~」と言って、階段を上った。
教官室は教室から2フロア上で。結構な距離だった。
教官室に提出物を置いて出ると、廊下に小谷さんがいた。
「あれ、帰ってなかったの?」

「…あの…えぇと…その…ありがとう…」

消えそうな声で小谷さんが呟いた。

「大丈夫。バスケで鍛えてたから。小谷さんよりは力あるし。」

「お礼…したいから、一緒に帰っても…いい?」

「別にお礼なんていらないけど。方向一緒だし、帰ろうか?」

俺は小谷さんと並んで歩いた。
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