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桜の季節が巡っても~追憶~
第52章 誕生日の贈り物1(再編済)
「ならやっぱり、俺は泉夏の為に使いたい。俺は、泉夏の笑顔が嬉しい。泉夏の喜んでくれる顔が見たい。それが俺の一番の楽しみだ」
確信を持って、秀王は言い切った。
「泉夏に逢いたい。凄く、逢いたい。その為の飛行機代に使いたいし、泉夏とどこかに行って、ふたりで楽しく過ごす為に使いたいんだ。それを励みに仕事をしてるし、それが楽しみで俺は帰って来てる。それをだめだなんて、まさか泉夏は言わないよね?」
大好きで。
大好きな、笑顔で言われ。
返す言葉はもう探せない。
その笑顔にどんなに弱いか。
どんなに溺れてしまうか。
『だめ』なんて絶対言えなくなってしまうか。
知っててやってるの?
違う。
そんな計算なんか、彼はしていない。
無意識のうちだから、余計に手に負えない-。
「何がいいかな、泉夏?」
とどめのように甘く囁かれ。
いつでも自分を思いのままにする彼が悔しくなってしまう。
でも、もっと許せないのは、この自分。
彼に文句のひとつでも言えばいいのに。
それどころか『嬉しい』って思ってる、自分-。
確信を持って、秀王は言い切った。
「泉夏に逢いたい。凄く、逢いたい。その為の飛行機代に使いたいし、泉夏とどこかに行って、ふたりで楽しく過ごす為に使いたいんだ。それを励みに仕事をしてるし、それが楽しみで俺は帰って来てる。それをだめだなんて、まさか泉夏は言わないよね?」
大好きで。
大好きな、笑顔で言われ。
返す言葉はもう探せない。
その笑顔にどんなに弱いか。
どんなに溺れてしまうか。
『だめ』なんて絶対言えなくなってしまうか。
知っててやってるの?
違う。
そんな計算なんか、彼はしていない。
無意識のうちだから、余計に手に負えない-。
「何がいいかな、泉夏?」
とどめのように甘く囁かれ。
いつでも自分を思いのままにする彼が悔しくなってしまう。
でも、もっと許せないのは、この自分。
彼に文句のひとつでも言えばいいのに。
それどころか『嬉しい』って思ってる、自分-。

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