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桜の季節が巡っても~追憶~
第55章 出発前の甘い夜2(再編中)
あの春の夜《よ》から、何度こうして口付けを交わせただろうと考える。
普通の恋人同士よりは、遥かに少ない。
想いが通じ合ってから、実際こうして逢えたのは、一週間にも満たないのだから。
なんでもないと思ってはきたが、遠い昔の忌まわしい記憶は、やはり心の奥底でトラウマになっていた事は間違いなかった。
必要以上に誰かと親しくなる事を、無意識のうちに拒んできた。
今まで、ずっと。
それを特別不幸だとも。
そんな自分をかわいそうだとも思わなかった。
何故なら、それが自分にとって『当たり前の事』だったから。
誰の事も求めなかったのに。
これからも変わらず、そういう人生だったはずなのに。
彼女だけはどうしてこんなにも欲してしまうのだろう。
本当に陳腐過ぎる表現だと、我ながら嗤ってしまうけど。
身を焦すほどの恋に堕ちるなんて。
甘い痛みを抱え、夜毎彼女を想いながら眠る日々がまさか訪れるだなんて。
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