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桜の季節が巡っても~追憶~
第8章 濃蜜な再会4
心の準備なく、いきなり律動が始まり、泉夏は驚く。
しかし。
驚愕はすぐさま快楽へと変化を遂げ、悩ましい喘ぎ声が彼女の口をついて出る。
彼女のその声は、何度聞いても、彼の欲望を大きく掻き立てる材料に他ならない。
もっともっと、啼かせてやりたい。
そんな余計な事など考える暇なんかなくなるくらいに。
ただ黙って自分に抱かれていればいい。
もっともっと、啼いて。
どれだけ気持ちがいいのか教えて。
もっとずっと、啼いていて。
一晩中、ずっと-。
奥を突かれる度に歓喜の声を高め、泉夏は彼にしがみつく。
「先生…優しく、して」
濡れたままだった髪が、額に、頬に、肩に、貼り付いている。
その激しく乱れた艶のある姿を見て、優しく出来る男がいるのなら、教えて欲しかった。
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