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桜の季節が巡っても~追憶~
第8章 濃蜜な再会4
願い叶わず、真逆の荒々しさで連続で貫かれ、泉夏の意識は遠退く寸前だった。
「これ絶対優しくないから…っ」
弱々しく詰るだけで、精一杯だった。
もっともっと彼を非難してやりたいのに、休む間など与えられず、繰り返される抽送。
故に、紡がれるのは、自身の快感の度合いを知らせる、言葉にならない言葉の連続-。
「あ、やっ…あっ、先生…ああっ…」
挿入だけで十分の状態だったのに。
それがこんなに様々、微妙に角度をずらされ、あらゆる箇所を攻められれば、もう彼に操られるがままだった。
だらしなく開(あ)いた唇の端からは、唾液が一筋垂れ、光っていた。
これ以上はもう、おかしくなってしまう。
彼によって壊されてしまう。
淫らな私に完全に変えられてしまう。
無意識の内に、最後の力を振り絞って、彼から逃れようと身体を引こうとする。
けれど、そんな事、許してもらえるはずもなく。
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