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桜の季節が巡っても~追憶~
第56章 ふたりとも好き1(再編済)
「どんなって…普通だよ。映画観て、水族館とか美術館…ご飯食べに行って」
「ふ~ん?しかしいまいち想像つかないんだよねえ、あの有栖川先生とのデートなんて」
「そう?」
「セクハラがどうの、超うるさかったあの有栖川先生だよ。泉夏とふたり、どんなデートするのかすっごい気になる。歩いててちょっと肩が触れただけで『済まない』とか言って、凄い勢いで離れて行きそう」
その場面を想像して、麻衣は吹き出した。
「もー、馬鹿にしてっ。そんな事するわけないじゃないの。それは大学に勤めてた頃の話でしょ。今は全然違うし」
「違うって、例えばどんな風に?」
真っ赤になって抗議する泉夏に、麻衣は疑問をぶつける。
「えっ、それは…手を繋いでくれたり、とか?」
狼狽えながらも、泉夏は答える。
「手?有栖川先生が?」
意外だったらしく、麻衣が食い付いてくる。
恥ずかしがりながらも、泉夏は首を振った。
「ふ~ん?しかしいまいち想像つかないんだよねえ、あの有栖川先生とのデートなんて」
「そう?」
「セクハラがどうの、超うるさかったあの有栖川先生だよ。泉夏とふたり、どんなデートするのかすっごい気になる。歩いててちょっと肩が触れただけで『済まない』とか言って、凄い勢いで離れて行きそう」
その場面を想像して、麻衣は吹き出した。
「もー、馬鹿にしてっ。そんな事するわけないじゃないの。それは大学に勤めてた頃の話でしょ。今は全然違うし」
「違うって、例えばどんな風に?」
真っ赤になって抗議する泉夏に、麻衣は疑問をぶつける。
「えっ、それは…手を繋いでくれたり、とか?」
狼狽えながらも、泉夏は答える。
「手?有栖川先生が?」
意外だったらしく、麻衣が食い付いてくる。
恥ずかしがりながらも、泉夏は首を振った。

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