この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第56章 ふたりとも好き1(再編済)
「うん。手をね…繋いで欲しいなって、お願いしてたの。子供っぽいって笑われるかなって思ったけれど、それからずっと忘れずに握ってくれる」
-どこに行くにも、必ず。
「優しんだ、とっても」
絡む指先は-幸せな思い出。
蕩けそうな泉夏の横顔に、麻衣は胸焼けを覚える。
「はいはい。ごちそうさま」
-あんた達の話は、もうお腹いっぱい。
麻衣は大口を開けて、オムライスを放り込んだ。
既に食傷気味の親友に、泉夏は小さく呟く。
「…別にのろけてるわけじゃ」
「のろけじゃなきゃなんなのよ。朝から彼氏の話聞いて光線があんまり眩しかったから、しょうがなく聞いてやろうかなって思ったのに」
一呼吸置いて、麻衣は大仰に眉を顰《しか》めてみせた。
「想像以上の極甘話を聞かされそうで怖いから、もういい」
冷たく麻衣にあしらわれ、泉夏はいじける。
「…とっても幸せだから、ほんのちょっとのろけたかっただけだもん」
「やっぱりそうじゃん!」
麻衣は声を立てて笑った。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ