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桜の季節が巡っても~追憶~
第56章 ふたりとも好き1(再編済)
訝し気な親友のそれに、ようやく泉夏は自分の犯した過ちに気付いたが-時、既に遅し。
麻衣は黒い笑みを貼り付けて、泉夏に顔を寄せた。
「な、なによ」
麻衣に怯えながらも、泉夏はどうにか冷静を保とうとする。
「一晩中、彼氏と一緒にいたわけだ」
「…だって。また暫く逢えないし」
「うん。そりゃそうだ。私があんたの立場でもそうすると思う。それは全然いんじゃない?」
「…だよね?」
ほっとした泉夏に、麻衣は爆弾発言を落とす。
「ふたりで一晩中寝ないで何してたかは、すっごい気になるけどね」
容赦ない麻衣の鋭い指摘に、泉夏は耳まで真っ赤になる。
肯定してる他ない態度だった。
「何がセクハラだよ~。有栖川先生、興味ない振りして澄ましてただけじゃん。女子大生、徹夜で思いっ切り弄んでるしー!」
「弄ばれてないし…!」
-変な事言わないでよっ。
大学の食堂だろうかお構いなく、大声で喚く麻衣を窘めようとした時、背後から愉快そうな声がした。
麻衣は黒い笑みを貼り付けて、泉夏に顔を寄せた。
「な、なによ」
麻衣に怯えながらも、泉夏はどうにか冷静を保とうとする。
「一晩中、彼氏と一緒にいたわけだ」
「…だって。また暫く逢えないし」
「うん。そりゃそうだ。私があんたの立場でもそうすると思う。それは全然いんじゃない?」
「…だよね?」
ほっとした泉夏に、麻衣は爆弾発言を落とす。
「ふたりで一晩中寝ないで何してたかは、すっごい気になるけどね」
容赦ない麻衣の鋭い指摘に、泉夏は耳まで真っ赤になる。
肯定してる他ない態度だった。
「何がセクハラだよ~。有栖川先生、興味ない振りして澄ましてただけじゃん。女子大生、徹夜で思いっ切り弄んでるしー!」
「弄ばれてないし…!」
-変な事言わないでよっ。
大学の食堂だろうかお構いなく、大声で喚く麻衣を窘めようとした時、背後から愉快そうな声がした。

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