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桜の季節が巡っても~追憶~
第56章 ふたりとも好き1(再編済)
『言わないで欲しい』と頼まれたわけじゃない。
『言わない方がいいか』と直接訊いたわけでもない。
これは自分で考えて、自分の中で結論付けた事。
きちんと話したい思いがなくはないけど-先生だった頃の彼を覚えている大学の友達には、なかなかハードルが高かった。
考え過ぎな部分もあるかもしれない。
でも、もしもを考えたら、どうしても思い止まってしまう。
そもそもプライベートな部分なので、一から話す必要もないと思うし。
その辺は上手くはぐらかしたり、ぼやかしたりして今まできたのだ。
だから真実を知っている大学の友人と言えば、麻衣と大樹だけだった。
大樹には、自分の片想いの相手が『先生』だと、面と向かって告げた記憶はない。
だけど、普段の様子や言動から、いつの間にか勘付かれていたようだった。
『彼氏がいる』と話題に出た、いつかの友達同士の飲み会の席。
大樹もその場にいた。
いつまでも隠し通せるものではないし、知ってもらうには今がチャンスだと思った。
『言わない方がいいか』と直接訊いたわけでもない。
これは自分で考えて、自分の中で結論付けた事。
きちんと話したい思いがなくはないけど-先生だった頃の彼を覚えている大学の友達には、なかなかハードルが高かった。
考え過ぎな部分もあるかもしれない。
でも、もしもを考えたら、どうしても思い止まってしまう。
そもそもプライベートな部分なので、一から話す必要もないと思うし。
その辺は上手くはぐらかしたり、ぼやかしたりして今まできたのだ。
だから真実を知っている大学の友人と言えば、麻衣と大樹だけだった。
大樹には、自分の片想いの相手が『先生』だと、面と向かって告げた記憶はない。
だけど、普段の様子や言動から、いつの間にか勘付かれていたようだった。
『彼氏がいる』と話題に出た、いつかの友達同士の飲み会の席。
大樹もその場にいた。
いつまでも隠し通せるものではないし、知ってもらうには今がチャンスだと思った。

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