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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「心配してくれてんの?」
「…そりゃ、そうだよ」
-いつもそう言ってるじゃん。
呟けば、龍貴の表情は更に愉快そうになった。
「高一から毎日一箱欠かさない割に、毎年健康診断は異常なしなんだよなあ」
そういう問題?-泉夏は軽い眩暈を覚える。
思い返せは、さっきもセブンスターを買ってた記憶が甦る。
泉夏は溜め息を吐き、無駄と知りつつも一応尋ねた。
「禁煙はどうなったの?」
「明日から?」
龍貴は悪びれなく笑う。
「…訊く度に明日からじゃん」
「そんな苛めんなよ。明後日から頑張るからさ」
-約束は出来ないけど。
泉夏の鋭い突っ込みに龍貴は爆笑し、アウディの助手席のドアを開けた。
誰かに開けてもらった車内へ入るなんて、なんだかお嬢さまみたい-全然そんなんじゃない自分が恥ずかしくもなるが、折角の好意なのでありがたくいただく事にする。
助手席に乗り込み、腰を下ろせば、当然のようにドアが閉められるおまけつき。
至れり尽くせりである。
女のひとにはほんと、優しいんだよな-改めて、感心してしまう。
「…そりゃ、そうだよ」
-いつもそう言ってるじゃん。
呟けば、龍貴の表情は更に愉快そうになった。
「高一から毎日一箱欠かさない割に、毎年健康診断は異常なしなんだよなあ」
そういう問題?-泉夏は軽い眩暈を覚える。
思い返せは、さっきもセブンスターを買ってた記憶が甦る。
泉夏は溜め息を吐き、無駄と知りつつも一応尋ねた。
「禁煙はどうなったの?」
「明日から?」
龍貴は悪びれなく笑う。
「…訊く度に明日からじゃん」
「そんな苛めんなよ。明後日から頑張るからさ」
-約束は出来ないけど。
泉夏の鋭い突っ込みに龍貴は爆笑し、アウディの助手席のドアを開けた。
誰かに開けてもらった車内へ入るなんて、なんだかお嬢さまみたい-全然そんなんじゃない自分が恥ずかしくもなるが、折角の好意なのでありがたくいただく事にする。
助手席に乗り込み、腰を下ろせば、当然のようにドアが閉められるおまけつき。
至れり尽くせりである。
女のひとにはほんと、優しいんだよな-改めて、感心してしまう。

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