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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「俺は褒められて伸びるタイプだ。間違っても『意味ない』なんて厭味は言うなよ」
「…まあ、龍にしては大きな前進だよね」
泉夏の言葉に、龍貴は笑って再びセブンスターを咥えた。
「分かればよろしい」
偉そうな物言いにいらっとしないでもなかったが、コンビニで奢ってもらった立場でもあり、とりあえずその場は収める。
店から漏れる光に縁どられた龍貴の顔。
いつ見ても、ほんとに美味しそうに煙草を吸ってるな-知らずその顔に惹き込まれていれば、彼の唇が突如歪んだ。
「だからそんなに見惚れるなって。流石の俺でもちょっと吸い辛くなるだろ」
からかう龍貴の横顔に、泉夏は真っ赤に頬を染めた。
「かっこ良過ぎるのも考えものだよな」
龍貴は自分自身を褒め称える。
毎度の事ながらよくもまあと思うのだけど-実際その通りなので、反論は出来ない。
泉夏が何も言えないでいると、紫煙を燻《くゆ》らせていた龍貴が不意にこちらを向いた。
「…まあ、龍にしては大きな前進だよね」
泉夏の言葉に、龍貴は笑って再びセブンスターを咥えた。
「分かればよろしい」
偉そうな物言いにいらっとしないでもなかったが、コンビニで奢ってもらった立場でもあり、とりあえずその場は収める。
店から漏れる光に縁どられた龍貴の顔。
いつ見ても、ほんとに美味しそうに煙草を吸ってるな-知らずその顔に惹き込まれていれば、彼の唇が突如歪んだ。
「だからそんなに見惚れるなって。流石の俺でもちょっと吸い辛くなるだろ」
からかう龍貴の横顔に、泉夏は真っ赤に頬を染めた。
「かっこ良過ぎるのも考えものだよな」
龍貴は自分自身を褒め称える。
毎度の事ながらよくもまあと思うのだけど-実際その通りなので、反論は出来ない。
泉夏が何も言えないでいると、紫煙を燻《くゆ》らせていた龍貴が不意にこちらを向いた。

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