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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「ほんと、なんの話だよ」
先程と同じ質問を重ねる龍貴に、泉夏は言葉に詰まる。
自分の中ではかなりの勇気を出して尋ねたつもりだった。
そんなに何度も確認してこなくたって、分かってるのは明白なのに。
「だから…!」
声を張り上げかけ-龍貴がそれをばっさり切り捨てた。
「そんなわけないだろ。麻衣ちゃんが本気かどうかなんて、いつも近くにいる親友のお前が一番よく分かるだろ」
何言ってんだ-呆れられ、泉夏の頬が熱を帯びた。
「…そりゃ、そうだけど」
そうだけど-次が言えない。
そんなの、分かってる。
でもふと頭を過ったのだ。
いつも冗談半分に聞いてた自分だけど-もしかしてって。
微笑ましく思ってきたけど-ひょっとして、って。
そして何より、彼はどうなんだろうって。
満更でもなさそうだけど、本心はどうなんだろうって。
ほんと馬鹿みたいだけど、思ってしまったのだ-。
先程と同じ質問を重ねる龍貴に、泉夏は言葉に詰まる。
自分の中ではかなりの勇気を出して尋ねたつもりだった。
そんなに何度も確認してこなくたって、分かってるのは明白なのに。
「だから…!」
声を張り上げかけ-龍貴がそれをばっさり切り捨てた。
「そんなわけないだろ。麻衣ちゃんが本気かどうかなんて、いつも近くにいる親友のお前が一番よく分かるだろ」
何言ってんだ-呆れられ、泉夏の頬が熱を帯びた。
「…そりゃ、そうだけど」
そうだけど-次が言えない。
そんなの、分かってる。
でもふと頭を過ったのだ。
いつも冗談半分に聞いてた自分だけど-もしかしてって。
微笑ましく思ってきたけど-ひょっとして、って。
そして何より、彼はどうなんだろうって。
満更でもなさそうだけど、本心はどうなんだろうって。
ほんと馬鹿みたいだけど、思ってしまったのだ-。

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