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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「龍も忘れちゃった?『お前に軽蔑されるような事はもうしない』って、私に言った事」
強い眼差しと口調で、泉夏は彼を見据えた。
「男の約束は絶対なんじゃないの?私の知ってる龍は、一度した約束はどんな事があっても守るひとだけど?」
瞳を逸らさず真摯に問われ、さしもの龍貴もすぐには反応出来ない。
「『龍は絶対にしない。絶対に、私の知ってる龍はそんな事しない』」
-だから私は無条件に、龍の車に乗せてもらえる。
穴が開くほど見詰められて、やがて龍貴の表情が緩んだ。
「『そこまで絶大に信用されてたら、流石の俺でもなんにも出来ない』」
-そーいう言い方されちゃうと、困っちゃうんだよなあ。
苦笑し。
泉夏から手を離し、少々乱暴に運転席に身体を預けた。
「悪い事したくても、なんにも出来なくなっちゃうじゃん。あんまり『信用してる』って言ってくんなよ。俺は条件付きでいいひとなだけなんだからさあ」
取り出した煙草を咥える龍貴の横顔に、泉夏は笑いを漏らす。
強い眼差しと口調で、泉夏は彼を見据えた。
「男の約束は絶対なんじゃないの?私の知ってる龍は、一度した約束はどんな事があっても守るひとだけど?」
瞳を逸らさず真摯に問われ、さしもの龍貴もすぐには反応出来ない。
「『龍は絶対にしない。絶対に、私の知ってる龍はそんな事しない』」
-だから私は無条件に、龍の車に乗せてもらえる。
穴が開くほど見詰められて、やがて龍貴の表情が緩んだ。
「『そこまで絶大に信用されてたら、流石の俺でもなんにも出来ない』」
-そーいう言い方されちゃうと、困っちゃうんだよなあ。
苦笑し。
泉夏から手を離し、少々乱暴に運転席に身体を預けた。
「悪い事したくても、なんにも出来なくなっちゃうじゃん。あんまり『信用してる』って言ってくんなよ。俺は条件付きでいいひとなだけなんだからさあ」
取り出した煙草を咥える龍貴の横顔に、泉夏は笑いを漏らす。

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